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椿 邦司 / KUNIJI TSUBAKI

椿建築デザイン研究所
椿建築デザイン研究所は人と地球に優しい空間造りに取り組んでいます。
日本の四季折々の気候風土と共存して、自然素材に囲まれた健康で安心・快適な暮らしをご提案する。住む人と共に建物も成長してぬくもりや深みを増すような建築設計を目指しています。
「バランス」と「心地よさ」
建物を考えるときこの事をまずイメージし、設計を進めます。
バランスとは、構造バランス・コストバランス・美的バランス、そして施主・設計・施工の三者のバランス。
このどれひとつでも、バランスを崩してしまうとその建物の存在は心地よくないのである。
建築家がどんなに気に入った建物でも、住み手・使い手である施主が満足しなければ、それは意味がない。
この施主・建築家・施工者の三者が本当の意味で協力共生して創り上げた建物が、永く存在し、落ち着き、心地よい空間となる。
建物は鑑賞の芸術作品でもなく、また使い捨ての工業製品でもない。
自然の環境のなかに共存し、人が日々生活する住みかである。
街並み・環境・自然・素材・時間・共生・対話などをキーワードに「バランス」と「心地よさ」を求めて納得のいく建物を創り続けていく建築家でありたい。
Works

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オフィスビルの茶室
東京都内に所在する世界的大企業のオフィスに併設される茶室ミーティングスペースの提案。
茶室空間とミーティングスペースに分かれ た新たなオフィス空間の提案です。
高層ビル内の1フロアとは思えない、本格的な茶室空間を造作しました。
コロナ禍でオフィスに対する意識が変わりつつあるなか、禅の精神をもってビジネスを世界へ展開するための空間と位置付けました。



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佐原蔵BAR
古民家や蔵を再生することにより、その土地や建物に伝わる想いを、未来へ繋ぐ。
千葉県香取市にある水郷の里[佐原]。観光客で賑わう小野川沿いに建つ古い米蔵をレストラン&BARに改装。長く使われなくなっていた蔵の1階はバーカウンターと半個室席、2階は広いダイニングルームとして利用できる。
蔵の持ち主が所有するアンティーク家具や小物で飾られた空間は、昔からその場にあったような落ち着きを生み出した。
米の運搬などに利用したという、佐原で唯一現存する貴重な貨車(トロッコ)をそのまま利用し、かつて米蔵であった頃からの歴史を感じられるようにした。
古民家や蔵を再生することにより、その土地や建物に伝わる想いを、現代のデザインの力をもって未来へ生かしいきたい。



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松葉屋茶寮
盆栽を愛でるための極小瞑想茶室。
盆栽カフェの中にある一畳腰掛け付き茶室。
好きな盆栽を愛でながら抹茶を一服いただける空間が欲しいいとの希望で生まれた茶室。点前座一畳、腰掛け待合、床の間、水屋棚を一つの空間に入れ込み、入口は躙口をイメージして頭を下げて入る引戸。瞑想するため外の雑音をできるだけ遮断したいとのことで防音仕様の茶室でもある。


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天ぷら「あら川」
45年間北区東十条で営業してきた老舗天ぷら「あら川」が、赤羽に移転して新規オープン。
いつも茶室を造っている職人がそれぞれに匠の技を発揮してできあがった店舗です。
材料は無垢にこだわり、杉丸柱やナラ無垢カウンターはじめ、塗り壁には伝統的な紅葉壁にも挑戦。天井には楕円上げ天井に金貼り江戸からかみ、カウンターから和室までは格子垂木を通して軒天屋根をイメージしております。エントランスには格子戸と蹲いを配置して店内へのいざない、テーブル席は移動建具で客数によって仕切りを分けられ、店内奥には落ち着いた掘りごたつ風の個室を設けております。
店舗ゆえ多くの方の出入りがあることを考慮して、粋で使い勝手が良く耐久性のある納まりとしてます。以前の店舗の材用(床柱・庭石・看板)の一部も再利用して創業から45年の歴史を引き継ぎ、新たな老舗店舗天ぷら「あら川」が完成しました。



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きもの三鈴
着物だけでなく、日本の文化を売る呉服店。
着物を着る方が少なくなり厳しいい呉服業界。業態を変えずにできる方法はないか?そこで店舗内に本格的な茶室を作り、着物を着る機会を増やすための茶室サロンを新設。
店舗入口には受付打ち合わせ用の無垢の大テーブルを置き、中間に観客席にもなる畳のセミナースペース、茶室は一段上げて舞台にもなるため、茶道のお稽古だけではなく落語や日本舞踊の様々な企画イベントできるようになっております。



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マンション茶室O邸
狭くてもお稽古用八畳広間が欲しい
マ ンションの限られたスペースと予算の元で完成した茶室。
梁型を利用した下り天井、玄関ホールまで張り出した八畳広間、給排水もない水屋棚、PS壁利用の壁床、床下収納、箪笥収納、ベランダ活用した茶事の導線確保等々。
小さな茶室ですが思いの詰まった茶室となりました。