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登録建築家

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武富 恭美 / YASUMI TAKETOMI

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株式会社ディーディーティー

一級建築士     

AIJ 日本建築学会 会員

​1968年 東京都生まれ

1991年 東京大学工学部建築学科 卒業

1993年 東京大学大学院修士課程 修了

1994年 コロンビア大学大学院修士課程 修了

1995年 東京大学大学院博士課程 中途退学

1994年 磯崎新アトリエ(-2023年)

2001年 株式会社ディーディーティー 設立

建築を志したのは高校生の時、東京都庁舎のコンペで磯崎新があえて低層建物を提案、問題提起する姿に憧れたのがきっかけでした。

大学院時代に訪れたインドヒマラヤの山岳地帯、中米(メキシコ、ベリーズ、グアテマラ)、そしてサハラ砂漠の集落では、雄大な自然の中にたたずむ建築の姿、人工物と自然が融合した風景に感銘を受けました。

以降、建築を自然環境、都市環境といかに融合、あるいは対峙させるかを考えて設計しています。

 

建築設計はきわめて社会的な行為であり、建物の所有者、使用者のみならず、周辺環境にも少なからぬ影響を与え、ひいては社会をも変えられる可能性があると考えています。単なる建築設計に留まらず、プロジェクト全体のディレクション、マネジメントにも積極的に関与し、クライアントはもちろん、環境、社会、文化の発展に寄与したいと考え業務にあたっています。

 

ご要望を真摯に受け止め、その先にある新たな可能性を引き出す空間をご提案します。永く愛される建築を目指し、設計から現場監理まで丁寧に対応いたします。どうぞお気軽にご相談ください。

[受賞歴]

 2024年 公益社団法人日本建築家協会優秀作品選

 2024年 一般社団法人照明学会東海支部 優秀照明施設 東海支部長賞

[著書・メディア掲載]

 住宅の高さ寸法攻略マニュアル 最新版

 『Modern Living』No.231

 『美術手帖』WEB版

 『GOETHE』2018年12月号、2023年4月号

Works

諏訪山の家

目黒区の高台に佇む洗練のレジデンス。道路に面するファサードは、打ち放しコンクリートに木目の陰影が浮かび、モダンでありながら温もりを感じさせます。上には2階の白いボリュームを庇のように差しかけ、エントランスの奥行感と機能性を両立しています。
最上層の2層吹抜けのリビングには、大きな四角い窓の奥に三角形の開口が重なり、光と風が巡ります。ロフトや屋上テラスも備え、自然と家族のつながりを育む贅沢な住まいです。

 

愛宕の山荘

軽井沢町のシンボルのひとつ、離山を望む山荘です。緑豊かな庭に開かれた吹き抜けのリビングは、四季の移ろいを感じながら寛ぐ特等席。野趣あふれる焼杉板の外壁が室内へと続き、まるで森に包まれるような心地よさを生み出します。

2階には、庭や離山を一望できるライブラリーと、静謐な寝室・浴室を配置。V字型の柱で支えられたツリーハウスのような2階部分の下は、愛車を雨風から守る駐車スペースとなっています。

岡本の家

神戸市の住吉川沿いの斜面に建つ邸宅。
既存のRC造2階建て住宅の上半分を撤去し、木造で2階部分を増築する独創的な提案をさせていただいた事例です。堅牢な一階部分を活かしながら上部を軽量化することで耐震性を向上させました。また、杭工事や廃棄物を抑え、環境負荷も軽減されました。開放感あふれる2階は、リビングとダイニングキッチンが伸びやかにつながり、緑豊かな川辺の景色を満喫できる空間に仕上がっています。

 

三笠の山荘

三笠の山あいに佇む、豊かな自然と調和する山荘です。敷地を流れるせせらぎと対岸の景観を活かし、稜線に呼応する5枚の三角形の屋根を優雅に浮かべました。折れ曲がる外壁が視界をコントロールし、居間やテラス、ピロティなど多彩な空間を創出しています。屋根のズレが生み出す奥行きある内部空間と、暖炉を中心とした心地よいリビングが、家族や友人と語らう豊かな時間を育みます。

ebisu cross

恵比寿ガーデンプレイスにほど近い、都市の利便性と豊かな緑を享受できる全9戸からなるコーポラティブハウスです。住戸は2種のメゾネットとフラットタイプを用意。特に2・3階にまたがる「クロスメゾネット」は、リビング・ダイニングを南側、寝室を北側の異なるフロアに配置し、開放感とプライバシーを両立した設計です。屋上テラスへと続くガラス張りの階段から光が降り注ぐ明るい空間が、都会での上質な暮らしを叶えます。

 

軽井沢安東美術館

安東夫妻が収集された藤田嗣治作品を、自宅のような空間で公開するために設立された美術館です。初期の展示計画から携わり、その理念を建築として昇華させました。緑豊かな中庭を核とした空間構成に、英国製ハンドメイド煉瓦を現代的手法で用い、広大なガラス開口部と調和させました。煉瓦に囲まれた展示空間と、中庭や周辺環境へと開かれたサロン・展望ラウンジを巡りながら、藤田作品と軽井沢の自然を一体的に体験いただけます。

 
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